OpenSolarisのsnv 133の不具合
b133が公開されたんで早速インストールしてみた。インストール自体は特に問題ないわけですが、その後にいろいろ問題が。
瀧さんが指摘されていたのを見て不安に駆られ手元の環境で実験。
最近はTwitterばっかなので、たまにはブログのネタにということで。
検証手順
1.snv 133をインストール(c5d0)
2.ミラー用のディスク(c6d0)の設定
fdiskで100%で割り当てしたものを
# pfexec prtvtoc /dev/rdsk/c5d0s0 | pfexec fmthard -s - /dev/rdsk/c6d0s0
な感じでスライスの設定を行い
# pfexec zpool attach -f rpool c5d0s0 c6d0s0
してgrubのインストール。
# pfexec installgrub /boot/grub/stage1 /boot/grub/stage2 /dev/rdsk/c6d0s0
3.zpool status で同期が終了したのを確認してシャットダウン
4.ミラーで追加したc6d0s0のディスクを外す
5.起動する
瀧さんの報告通り起動しませんでしたorz。ミラーの意味ないよヽ(`Д´)ノ
Atomの環境でも同じようにやってみましたが、やはり起動でこけました。
んー大丈夫なのかな2010.03・・・。もうリリース目前なんですが。
ホットスワップ
RAIDがなんか怪しいということでまさかと思いつつホットスワップも試してみました。
うちの会社ではOpenSolarisのストレージをガリガリ動かしていて今後も使っていく予定なわけです。ホットスワップできないと困ります。
なので試してみました。環境2のAtomです。
tokuhy@tokuhy:~$ cfgadm Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition sata0/0::dsk/c5t0d0 disk connected configured ok sata0/1::dsk/c5t1d0 disk connected configured ok usb2/1 unknown empty unconfigured ok ・・・ ・・・
こんな感じになっているので、ミラーになっていたこのc5t1d0をofflineにしてから
# pfexec cfgadm -c unconfigure sata0/1::dsk/c5t1d0
すると、2009.06ならさくっとunconfigureできるんですが、
do_control_ioctl: open failed: errno:2 cfgadm: Library error: Cannot open ap_id: /devices/pci@0,0/pci8086,d615@1f,2:1::dsk/c5t1d0 No such file or directory
とでて怒られてしまいましたorz。
2009.06だと問題ないのになぜ・・・。2010.03出たら次の案件で使ってみようと思ってたけどちょっとこのあたりはリリース後様子見た方がいいかなー。
[2010/02/23追記]
バグレポート上がってます。b132からの問題のようです。
さとかずさんによると示されているworkaroundには意味がないようです。修正待ちですね。
Bug ID: 6923585 deadlock while booting OpenSolaris build 132 from mirrored rpool with removed submirror