XenServerをUSBメモリでインストールする
今やっている案件ではサーバーを自作しているんだけど、基本的に光学ドライブはない。
CentOSなどのインストールでもそうだけど、なるべく光学メディアは使いたくないのでXenServerもUSBにしてみた。
インストール用USBメモリの作成
用意するもの
- HP USB Disk Storage Format Tool
- Explzh
- syslinux
- 最新のZIPでよいと思う
- XenServer5.5のISO
作成手順
至って簡単
- USBメモリをUSB Disk Storage Format Toolでフォーマット
- ExplzhにXenServerのISOイメージを読み込ませる
- boot、package.main、install.imgをUSBのトップディレクトリにコピー
- boot/isolinuxの中をUSBのトップディレクトリにコピー
- isolinux.cfg を syslinux.cfgへリネーム
- windowsのコマンドプロンプトでsyslinuxを実行。今回はUSBメモリのドライブレターはF:としている。
syslinux.exe -am f:
これだけで完成。これで光学ドライブなくても問題なし!あとはインストール時にUSBからブートを選択すれば普通に使える。
CentOSとかだとUSBメモリからインストールする方が圧倒的に早いと思うけど、XenServerだと最初から最小限の構成になっているので速度的なメリットはあまりないが、管理が楽なのと入れ替えが楽なのは十分なメリットだと思う。