Flash Player 10.1のハードウェアアクセラレーションとION

自作ユーザー視点で面白そうな記事が。

Flash PlayerでH.264の動画が再生支援される。Flash Playerでのハードウェアアクセラレーションは待ちに待った機能だと思う。
youtubeも1080pに対応したし、最近ニコニコ動画もプレミアム会員限定でビットレートの上限がなくなったことで、今後webで動画の再生が楽になることはいいことだと思う。

紹介記事を読む限り、まだベータ段階だからドライバの対応やPlayerの対応自体も改善される余地は多くあるみたい。でもAtomで動画サイトがストレスなくみれることは大きい。

自分のAtom

自作ユーザーにとっては選択肢が増えたのかもしれない。ネットブックはもちろんだけど、自作デスクトップとしてatomは非常に遊べるCPUだと思う。atom(Mini-ITX)は今までファイル鯖用途やPT1・PT2の録画鯖、IONプラットフォームのものであればDVDやBD再生のリビングPCとしての位置づけが多数だったように思う*1

自分もファイル鯖用にひとつmini-ITXは持ってるけどIONではない。D945GSEJT(通称ジョン)*2というintelのボードなんだけど、これはネットブック用のN270が搭載されている。
なんでこれを選んだかというと

って感じ。まあ結局今ほとんど稼動してないんだけど・・・。PT1で録画鯖に仕立てるつもりでずっと放置中(-_-;)

IONはありか?

鯖としてのION

試してはないけど、IONはチップセットRAIDAHCIをサポートしているから基本的にホットスワップが可能になるはず。Atomの性能指標としてPentium4がよく引き合いに出されるけど、ベンチマーク的には同等のケースもあるって感じに捉えてる。
ファイル鯖としては十分使えると思うし、電力効率考えれば圧倒的だと思う。

ION以外のatomマザー(8〜9000円位)と比較したときの価格の割高感(15000円〜)が問題なければありだと思う。

デスクトップとしてのION

IONといえばグラフィック。BDだってみれるし、ゲームだってできる。弱点は動画サイトの閲覧だと思うけど、今回の対応で解消されれば汎用性が広がると思う。
低価格、省スペース、省電力で用途がネットとメールが中心ってことなら、intelチップセット搭載のAtomより魅力的かなー。atom以外のマザーで動画などのグラフィック面を考える場合、グラボ拡張が必須になるけどそうなると拡張スロットがうまってしまう。グラフィック面以外で拡張の選択肢を持てる点がIONの強みかなぁ。

ION持ってないしかなり想像だけで書いてるけど、次のAtomであるpineviewがIONと互換性があるっぽいし、今回のFlash Playerの再生支援はnVidiaにとってはいい宣伝材料になるんじゃないかと思う。

*1:もちろんLinuxファイル鯖としても使える

*2:コードネームがJohnstownだかららしい。2chAtomスレではこう呼ばれている。